106皇女の霊柩作品NO.106 皇女の霊柩 浅見リスト 76 感想 浅見は、高校生の姪・智美から、殺人事件についての相談を持ちかけられる。 被害者は木曽の妻籠出身の大学職員・大塚瑞枝。 浅見は早速、被害者の実家がある木曽へと向かうが、馬籠の島崎藤村の墓の前でも、別の殺人事件が起こっていた。 和宮の輿入れのコースにあった妻籠・馬篭に和宮の霊柩が作られてあったという。 殺されたのはその柩を作った木地師の家の流れをくむ家の者だった。 と言うことで、和宮の呪いやらお墓の発掘やら、お墓から出た写真乾版の行方やらと複雑に絡み合った事件となった。 浅見ちゃんのお得意の勘で事件の根源が妻籠出身の大学教授八木沢敏夫の不倫と三角関係の清算のための殺人事件であったことを突き止め犯人は逮捕された。 探偵 浅見光彦 ヒロイン 池本美雪(21歳 大学生 馬篭の土産物屋の娘) 被害者 大塚瑞枝(36歳 大学職員) 弘田裕子(37歳 会社員) 何れも八木沢の愛人 山下州平(大学助教授) 犯人 八木沢敏夫(大学教授) |